1.首に対しネクタイの裏面を向け大剣が左手、小剣が右手に来るようにします。
2.大剣を小剣の上に交差させます。
3.大剣で小剣を上から包むように通して反対に出します。
4.垂れた状態の小剣に対し、大剣がその周りを一回転するように巻きます。
5.大剣を中から外へ出すようにします。
6.首のループの中に通します。
7.巻きつけて作った穴に大剣を上からまっすぐ通します。
8.結び目と長さの微調整をして完成です。
1.プレーン・ノット(1)と同様に首に掛ける際は大剣の方を若干長めにします。
2.大剣を小剣の上に交差させます。
3.大剣が小剣を包むように通して反対に出します。
4.大剣を真ん中に入れて左に落とします。
5.大剣を巻きつけてできた穴に上から垂直に通します。
6.結び目と長さの微調整をします。
7.巻きつけて作った穴に大剣を上からまっすぐ通します。
8.結び目と長さの微調整をして完成です。
1.シングル・ノット(1)と同様に首に掛ける際は大剣の方を若干長めにします。
2.大剣を小剣の上に交差させます。
3.大剣を首のループの中に下から上へ通し右におろします。
4.大剣を左から上に向け真ん中に通します。
5.真ん中から下へおろします。
6.大剣を右へ回しています。
7.首のループの中に下から上へ通します。
8.大剣を巻きつけてできた穴に上から垂直に通す。
9.結び目と長さの微調整をします。
まず注意したいのが、ねじれがないかどうかの確認です。
ねじれがあると締めた時結び目をいくら直しても剣先部分が右か左へよじれてしまうためです。
これを発見するにはネクタイの両端を軽く引っ張ってみてください。
不良品であれば、中心部分がよじれるのですぐわかります。
ネクタイには繊維自身が持つ復元力を持っていますが、1日中結んでいるとくたびれてきます。中3日程度の休養が必要です。
きついシワでしたらスチームアイロンを使います。
水にも熱にも弱いデリケートなシルク素材のためアイロンの直掛けはやってはいけないことです。生地を傷めるだけでなくエッジの膨らみも消してしまうからです。
シワになった部分に当て布をして、軽く蒸気を当てます。
ひどい汚れはドライクリーニングに出します。
ただしシルクの場合、頻繁なクリーニングは風合いを損ねるので要注意してください。
ネクタイが伸びたり、よれたりした時には、たるみ糸で補正します。
たるみ糸とは、大剣・小剣をめくると出てくる輪状の糸のことです。写真参照。
裏側を縫合するステッチに通じていて、軽く引っ張ると型崩れを直すことができます。
【注意点】
糸が出ているからといって、このたるみ糸を切るとネクタイがパンクするので切らないでください。
ネクタイを取り外したら、折りたたまず太目のポールに掛けておきます。洋服ダンスのポールでも結構です。
それらの収納場所が無い時は、小剣からクルクルと丸めて保管し空箱などに入れておけば大丈夫です。